日々の暮らしをささやかに綴ります その1
8月22日は私の誕生日でした。いくつになってもお誕生日は特別な日。母はいつもお赤飯を炊いてくれましたっけ。結婚してからは夫や子供たちが祝ってくれました。祖父母も両親も夫も他界し、私はひとりになったけれど、夫亡き後福岡に転居してくれた子供たちが古希のお誕生日を祝ってくれました。2年前緩和病棟で家族みんなでお祝いした日のことを、あれからいつも思い出します。少し辛くて、でもやはり嬉しいお誕生日でした。
外でのお祝いは無理なのでテイクアウトを駆使してのお誕生日ディナー。楽しく美味しくいただきました。子供達に迷惑を掛けないよう、体もこころも出来るだけ元気に歳を重ねなくてはと改めて思いながらでした。頑張ろう!わたし。
友人から思いがけないお誕生日プレゼントが届きました。辛党の私はケーキを買うことは皆無ゆえ、届いたケーキのあまりもの素敵さに感動でした。早速コーヒーを淹れていただきました。「うん?!美味い!!」美味しいものを食すと人は幸せになる。そんなシンプルな感動に気づかされ元気もらったお誕生日でもありました。
ささやかな日々、ささやかな感動。それが今を生きる力を与えてくれる。そう思います。