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パザパ

パザパ pas a pas ・・・フランス語で一歩一歩。頑張らずでも一歩一歩前に進める日々を願って・・・

2016年の終わりに思うこと

「2016年の初めに思うこと」で始まった私のささやかなブログ「パザパ」は「2016年の終わりに思うこと」で今年の最後を迎える。今年も明日で終わる。相変わらず忙しい日々でやっとほっとする夜は既に今年も残り1日に。2016年・・・・振り返れば本当に本当に大変な1年だった。私の長い人生の中で多分一番試練の多い1年だったように思う。今までそれほどの苦労もなくのほほんと生きてきた。そんな能天気な私に、これでもかの試練がこんなに押し寄せてくるなんて、この年の初め正直言って思いもしなかった。

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1月末、2年近く患っていた母が逝ってしまった。その最期の瞬間をひとり見送った。深い喪失の悲しみを抱えたまま、3月末、夫がかなり重篤ながんの手術を受け、1か月以上の闘病生活となった。夫を支えながら日々のレッスンをこなし、その合間に学会発表の準備をし、4月末には大宮であったヨーガ療法学会分科会「がんとヨーガ療法」で、がんセンターでの指導報告を行った。6月末には退院後の夫を連れて夫念願のフィンランドへの旅を決行。夫の体調を気遣いながら酷暑の日々を過ごし、9月末に娘の結婚披露パーティに上京。喜びのときを過ごしたその翌日、帰福した我が家でずっとずっと一緒だった猫ちゃんが急死した。

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人間万事塞翁が馬」・・・・故事そのものの1年だった。頑強な私でも、何度も挫けそうになった。そんな時、この故事を自分に言い聞かせ、こころの均衡を保ってきた。移り逝く悲しみや喜びを一喜一憂することなく、今出来ることに全力を尽くす。そう何度も言い聞かせての1年だった。喜びよりも、悲しみが一層多い1年だったから、人の温かさが一層こころに染み、そして人の痛みが我がことのように一層深くこころに響いた。やっと2016年が終わる。やっと!というのが正直な今の感想かもしれない。

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 今週初めには母の家に姉と一緒に帰った。母がずっと帰りたいと願っていた家の掃除をして、店の窓ガラスを磨き、母や父や祖父母が眠るお墓を掃除して、庭の木の剪定して・・・・姉とふたり丸二日間懸命に働いた。そんな娘ふたりの姿にお母さんは「はい、おおきにご苦労さん」と言ってるかな。夜は仏壇の前に布団を敷いて一人眠った。疲れ果てて爆睡だったから、残念ながら母の夢は見なかったけれど。

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喪中の正月をどんな風に過ごしたら良いのか随分悩んだけれど、母の一周忌が終わるまでは、静かに過ごしていたいと思うから、年賀状やお正月飾り、お節はなしにして静かに新年を迎えたいと思っている。だから一層去年以上に磨きに徹して、ピッカピカになった台所に、今年もありがと!来年もよろしく!と声をかける。ここは主婦の聖地!だからね!

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2017年、少しでいいから悲しみより喜びが少し多い1年あったらいいな。そしてちょっとだけでもいいから成長出来る自分でいたいな。ささやかな祈りにも似た思いと共に、新たな出会いと感動の2017年でありますようにとひとり静かに願う。そうだね、2017年も変わらずの一歩一歩・・・・