読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

パザパ

パザパ pas a pas ・・・フランス語で一歩一歩。頑張らずでも一歩一歩前に進める日々を願って・・・

フィンランドというと・・・・その3

3日目は隣国?!バルト三国エストニアのタリンへ、大きなフェリーに乗って遠出をした。トラムに乗ってヘルシンキの西南端にあるランシターミナルまで行き、乗船の手続きをして、長い列に並び乗船を待つ。そこでご高齢のご両親を連れた日本人女性に出会う。札幌から80歳代のご両親を連れて1か月近く、北欧からイタリアまで旅をするという。そのご両親の元気なこと。一年に一度1か月近い海外への旅に出るのが何よりの楽しみだという。亡くなった母を想い、歳をとっても足腰が丈夫が一番だな!!と改めて思う。
そしてなによりもその旅の全てをコーディネイトしている娘さん!!本当に凄い!!

f:id:chezk087:20160629191548j:plain

乗船した船は巨大なレストランビル?のように、各階に様々なレストランやバーや遊技場がある。取りあえずはゆったりとした椅子で静かな場所を選んで座る。あっという間に周りの席が埋まっていく。見渡すとほとんどの人が家族連れで賑やかに会話をしながら飲み、食べ!!まぁとにかくみんな元気!!

f:id:chezk087:20160629172929j:plain

船首にあるバーラウンジではバンドの生演奏が始まっていた。私は静かにビールと軽いツマミ?をいただきながら、タリンの街の散策予定を練っていく。散策予定が決まったら、目の前に広がる海を眺め、ぼ~っと、ひたすらぼ~っとスイッチを完全OFFにして過ごす。

f:id:chezk087:20160725195054j:plain

2時間後エストニアに到着!!桟橋から世界遺産になっている旧市街までは少し離れていて、とにかく城壁めがけて歩くことにする。近くに見えている城壁は意外に遠い。歩くこと20分、やっと城壁にたどり着き、最初の訪問地となる聖オレフ教会へ。「上まで登ります?」と聞かれ、よくわからないまま「はい」と応えお金を払い、ひたすら階段を上る羽目に。登っても登っても頂上は限りなく遠く・・・・結局258段の階段を登りやっとたどり着いた。「わ~!!」眼下には旧市内も新市内も見事に見渡せる絶景が広がっていた。「絶景は苦労なしでは見れません!」まるでおもちゃのような建物の中にとんがり帽子の教会が点在している。ぐるりと一周して360度の絶景を堪能する。登って来て良かったぁ~

f:id:chezk087:20160725195200j:plain

下界?に降り立ちほっとした後、タリンのメインストリート、旧市街の旧市庁舎&ラエコヤ広場へ。広場は観光客目当ての様々なマーケットが並び、広場は人で埋め尽くされたいた。気が付けばお昼時。広場に面したお店、コルマス・ドラーコンで肉や野菜がたっぷり入ったスープランチをいただく。壺に入ったスープがぶ飲みし、フリーの胡瓜ピクルスを丸かじりする。何とも野性的!でも野性的って結構いい!!

f:id:chezk087:20160725195303j:plain

その後はやや観光地化された旧市街のメインストリートを避け、裏道を歩き、疲れたら可愛いカフェでアイスクリームを食べ、地元デザイナーのショップを覗き。かって訪れたフランスの歴史的町並み、リヨンの旧市街や、カルカソンヌモンサンミシェルなど、重なる景色を久しぶりに思い出しながらのんびりと歩く。

f:id:chezk087:20160725195348j:plain

世界遺産に登録されている街は、どこを歩いても絵になる。遠い昔、この街に生きた人々へ思いを馳せながら路地を歩く。そして強固な石の文化は来るものをいったん拒絶する冷たさがあるな、と、木の文化で育った日本人の私は思う。

f:id:chezk087:20160629193803j:plain

日本でも海外でも細い路地の道を好んで歩く。そしていつもその路地の向こうにふっと消えてしまう自分を想像してしまう。あの路地の向こうには私が知らない世界が広がっているような気がする。
タリン滞在中、最後に立ち寄ったふとっちょマルガリータの側にあった公園で行われていた造園アートは実にこころ踊らされた。わび、さびの世界の日本の庭の美意識とは全く違った庭に対する西洋の美意識!中にはえっ!!と、笑ってしまうような自由奔放な庭もあったり。

f:id:chezk087:20160725195456j:plain

世界は限りなく広く、実に様々な人種がいて、様々な美意識や価値観があることを改めて思う。私は狭い世界にしがみついて生きていない??ちょっと自分に問いかけながら。

f:id:chezk087:20160629224946j:plain

世界遺産の街の公園で、モダンアートの世界が広がる。背景の世界がアートを一層際立てる。

f:id:chezk087:20160629224706j:plain

約7時間のタリン滞在を終え、港へ向かう。フェリー乗り場近くにはアルコールや食材を売るスーパーが並んでいる。物価の高いフィンランドに比べると断然安いエストニアゆえに買い出しで訪れる人も多い。ビールやワインのケースを多量買いして運ぶ人も多かった。

f:id:chezk087:20160725224923j:plain

帰りの船ではバイキング夕食付きにしていたので、船の中のレストランで唖然!!というほどの旺盛な食欲で食べ続け、飲み続ける人たちを眺めながら、私の胃袋、小ちゃいな!と、初めて思った。
帰り着いたヘルシンキは夜の10時を過ぎても明るくて、ホテル近くのレストランは通りに面した席は満席状態で賑わっていた。夏のヘルシンキは眠らない!!でも私はホテルの部屋のカーテンをしっかりと閉め爆睡へ!!まだまだ続く北欧の旅。