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パザパ

パザパ pas a pas ・・・フランス語で一歩一歩。頑張らずでも一歩一歩前に進める日々を願って・・・

フィンランドというと・・・・・・その1

フィンランドというとあなたはまず何を思い出しますか?」敬愛する村上春樹氏の著書「ラオスにいったい何があるというんですか?」の中の「フィンランド編」冒頭はこんな文で始まる。で、私はまず何を思い出したかというと、フィンランドを代表する映画監督、アキ・カウリスマキの映画世界、マリメッコ、イケヤ、ミートボウル、ムーミン・・・・。そうだ映画「かもめ食堂」も。結構いっぱい思い出した。そうかぁ、次に旅をするならフィンランドだな。そうひそかに思っていた。

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そしてこの春、福岡、ヘルシンキ間に直行便が就航し、遠い国の距離が一気に近づいた。今、行かなくては次はないかもしれない!!なぜか少し焦り、慌てて仕事を調整してヘルシンキへの旅を決行した。ヘルシンキ6泊のホテルと往復の飛行機を旅行社に頼み、ヘルシンキに向かう機中で行くところリストを作り、で、あっという間にヘルシンキの街に立っていた。

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とにかく移動の利便性を第一に、ヘルシンキ中央駅から歩いて3分のところにあるホテルにした。荷物を置いて早速周辺を散策する。あいにくの曇り空ながら、暑くもなく、寒くもなくぶらぶら歩きにはちょうど良い。北欧デザインのおしゃれなお店を眺めながら、エスプラナーディ公園を歩いて港へ。かもめがいっぱい!!低空飛行するカモメを避けながらマーケット広場を歩く。数時間前にヘルシンキに着いたばかりなのに、なんだかすっかり歩きなれた街に思えてくる。呼吸がし易くなったといったら良いのか。気取らない街、空気感、空や風やかもめの声が、とても自然に体を包み込んでくれる。好きだわ、この街。

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港だけではなく街の通りにも公園にもかもめがいて、高い音で鳴く声に最初は少し驚いた。ヘルシンキといえば、やっぱ かもめだね!
二日目はこの街の散策開始!!まずはデザインが素晴らしい二つの教会に行き、北欧のかみさまにご挨拶をすることから始める。

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木の教会 カンピ礼拝堂は地下鉄の駅へ流れていく人が交差する広場に、すっきりとモダンな姿でそこにあった。この礼拝堂では開館中、教会関係者や市の健康・社会福祉部の職員が待機していて、国を問わず助けを必要としている人の相談に応じているという。礼拝堂は11,5mの高さがあり、外壁はトウヒ、内壁はハンノキで、建具や扉はセイヨウトネリコという三種の木で出来ているという。温かい光に満ちた礼拝堂に座って、静かに目を閉じてかみさまに私の思いをお話ししたくてすこし座って目を閉じる。まるで日本のお寺で座っているかのように、すーっとこころが落ち着いていく。形は違うけれど、木のパワーかな。ずっとここにいたい!そう思える場所だった。

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次は一転、岩の教会、テンペリアウキオ教会へ。自然の床岩を切り出して、くりぬいて作った斬新なデザインの教会は、ヘルシンキ観光の目玉スポットで、とにかく観光客でいっぱいだった。確かにその内部は圧巻!!くりぬいた岩で壁を造り、銅板の屋根を支える柱の間にはガラスがはめ込まれ、光が降り注ぐ。岩に包まれたパイプオルガンが奏でる音は、体の芯へと響いていく。「ここはほんとすごいね!」トイレ待ちで並んでいた時に話したオーストラリア人の女性と、感動を分かち合った。
今までの人生で、実にさまざまな教会を訪れてきたけれど、このような教会は初めてだった。木と岩、どちらも自然な素材を活かし造られている。だからかな、自然のかみさまがそこに、きっといるんだよね。

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初日は北欧のかみさまに出会い、ちゃんとご挨拶をして終わった。戻って来た駅前は暮れない夜と共にたくさんの人が交差していた。夕食は昨夜のレストランの量の多さに恐れおののき?今夜はデパートストックマンのデパ地下ご用達のデリをホテルの部屋でゆっくりいただくことに。夜9時を過ぎても外は明るく、カーテンを閉めて夜のモードに切り替える。街はまだ賑わっているのだろうなぁ・・・そう思いながら二日目の夜に眠る。
三日目はフェリーに乗って要塞の島、スオメンリンナ島へ。一回で終わろうと思ったヘルシンキの旅、やっぱ無理!!迷惑ながらこれからしばらく続く。