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パザパ

パザパ pas a pas ・・・フランス語で一歩一歩。頑張らずでも一歩一歩前に進める日々を願って・・・

皐月の空を見上げて

すっかりすっかりご無沙汰になってしまったブログを久しぶりに開く。さて、何から書き始めようか、、随分遠ざかっていたから、一体何から書き始めたら良いのかちょっと悩む。真っ青な皐月の空を見上げながら、相変わらず余震が続く熊本を想う。静まらない大地を憂う。
GWは毎年母の住む田舎に帰って、家族みんなでお茶摘みをするのが、もう十年以上続いていた。でも今年の初め母が亡くなり、我が夫や姉の夫が体調を崩していることもあり、今年は本当に久しぶりにどこへも行かず、我が家で過ごした。

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 ここんとこずっとずっと忙しかったから、こうして家にずっといることなんてなかったから、めっちゃ嬉しい。お天気も良くて、真っ青な空や木々の緑がキラキラ光っていて、もうそれだけで幸せ。

人込みや渋滞が嫌いだから、お出かけは無理!だから、放ったらかしになっていた2階の本棚の整理をし、衣替えと称して着てない服を処分し、ベランダの奥に突っ込んでいたものを片付け、ゴミ袋5個、そして本は紙袋4個以上!処分~!いや~よく働いたぁ!

で、疲れたら寝っ転がって、これまた溜まっている本を読みつつ、時々まどろみ~。あ~、こんな風に家にずーっといるのって何年振りかな??そうしみじみ思ったり。

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特に4月は超がつくほど忙しかった。私的な出来事も未だかってないほどてんこ盛りの中、4月末、埼玉の大宮であったヨーガ療法学会の分科会「がんとヨーガ療法」では、この1年間行って来た九州がんセンターでのヨーガ教室の報告を、100人近い人たちの前で20分近く、パワポを使って話をすることになり、その準備にも追われていた。

そんな日々、必ず行ったのは毎朝30分ほど早起きをして、静かに座す、瞑想タイム。すっかり気候も良くなって、朝早く座っていても寒くない。まずは深呼吸して丹田に軽い力を入れ、背骨を伸ばして姿勢を正す。こころを上唇の真ん中、人中(じんちゅう)に向け、そこに流れている呼吸の風を観る。ずっと観続ける。やがて左の鼻から息を吸い、右の鼻から息を吐いていく片鼻呼吸のイメージが始まっていく。でもこころはじっとしているのが嫌いだから、いつの間にか雑念が次々に湧き上がってくる。そんな雑念を、はぁ~・・あんたはそんなことを気にしてるんだ!と、飲み込まれることなく客観的に実況放送をしてるが如くに捉え、しばし後、また呼吸を観続ける。
30分間座っていて、多分20分近くは雑念の嵐との闘いかもしれない。でも全く雑念が消える時間が必ずある。頭の奥がすっからぴ~ん??になって、快晴の青い空に、限りなく青い空に包まれる時間がある。
そこでセットしていた携帯のタイマーが鳴る。え~!もう30分過ぎたんだと大きな背伸びをして現実に戻る。

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よっしゃ!リセット完了!という感じで1日を始めると、集中力が増す。今やることはこれ!!と、忙し最中での優先順位が見えてくる。朝から頭も快調!?!

もちろん埼玉、浦和(大宮のホテル取れず)のホテルでもベットの上での瞑想タイムを欠かさなかった。で、発表は???自分でも信じられないくらいの平常心で、しかも伝えたかったことのほぼ全てを話すことが出来た。「行為の結果を求めない」「今できることに全力を尽くす」無心で語り続けた20分だった。

お嫁さんが乳がんになり、ピンクリボンの会で聖路加の保坂先生のご講演を聞いて、自分の経験には必ず意味があることに気づかされた話もした。(会場内にその保坂先生がいらっしゃることも知らずに)
最後はこの1年がんセンターで出会った150名近い患者さんのすべてのお顔を覚えてはいないけれど、記憶に残る患者さんのことを思いながら、患者さんから寄せられたこころの声を紹介した。

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終わってからたくさんの方々からお声をかけていただいた。「先生、抱きついてもいいですか」と、若い療法士に言われ、「ハグは一回100円!」と返した私。とにかくみなさんの思いちゃんと伝えることが出来て良かったなぁと、しみじみ思った。よく頑張った自分を抱きしめてあげたいと思った。
そして私が行っているがんセンターでの「ヨーガ教室」という取り組みが、アメリカや欧米諸国と同じように、日本のがん関連の病院、緩和ケァーでももっともっと取り入れられ、患者さんのQOLを高める一助になることを祈りにも似てこころから願った。多分命が続くまで私のライフワークとして、これからも現場で、一人一人の患者さんに向き合っての指導をしていこうと、こころに強く誓った。

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後日大宮大会の担当者の方からメールが届いた。「会場内に保坂先生がいらっしゃって、二宮さんの発表に、保坂先生のお名前が出て、先生も喜ばれたとのことです。」え~!!なんと間抜けな私。折角の機会だったのに、なんにも知らずにご挨拶も出来ずに・・・・でも、きっと伝わっていますよね?!
不思議な繋がりの連鎖が今の私を支えてくれていることに、感謝する日々。それらすべてが私の今を支え励まして下さっていることに感謝!!
熊本の被災地にヨーガ療法ボランティアとして入り、共に過ごすことが出来たらと願い、ボランティア申請もした。今できることに全力を尽くす。その思いしっかりと胸に抱き、変わらずの一歩一歩。