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パザパ

パザパ pas a pas ・・・フランス語で一歩一歩。頑張らずでも一歩一歩前に進める日々を願って・・・

■さよなら・・・・私の8月

今年の夏は、ずっと雨が降り続いていて、真夏の太陽っていうのを一度も見ないままだったなぁ・・・と思いながら、8月最後の日を迎えている。早くも秋の虫たちが鳴く宵。今日で8月が終わる。
広島の土石流の被害に遭われた人たちを思い、ニュースを見るたびに涙がこぼれる。異常気象・・・・この地球が変わりつつあることを思い、これからは最悪の事態を想定して備え、我が身を守る瞬時の判断が必要となるという。わが身は益々高齢となり、瞬時の判断もとっさの瞬発力もどんどん無くなっていくというのに・・・考えていると、こころがどんどん重くなる。Que sera sera/ なるようになるさ!と開き直ってる場合ではない!!この夏、痛切に学んだこと。

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 先週の木曜日の夜、ヨーガニケタン福岡で、年に1度のアグニーホトラ(護摩供養火)が行われた。式の前に木村先生の媒酌?により、若い療法士仲間の結婚式が行われた。インドのカラフルな民族衣装をまとったお二人はここはどこ?インド?と思わせるほど。お二人ともとっても素敵で、たくさんのヨーガ療法士仲間の祝福を受け、キラキラと眩しいほどに輝いていた。「いいなぁ・・・」遠い遠い昔々の自分の結婚式を少し思い出しながら、幸せのお裾分けをいただいた。

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 ヨーガ修行に対するこの1年の反省と共に、次の1年の自分の姿を具体的に脳裏に描きながら、更なる決意を胸に護摩木をアグニ(火)に投げ入れ、祈念する。マントラをみんなで唱え、神さまに感謝し、支えて下さったたくさんの人々に感謝し、私の大切な人たちのことを祈った。木村先生から右手に赤い糸のミサンガを結んでいただき、また1年!の決意が湧きあがってくる。更に頭低くして、感謝する思いと日々学ぶ姿勢を忘れずに、こころを尽くして歩いていこう。行為の結果を求めずに、ただ私の道を一歩一歩懸命に歩いていこう。誓いの夜であった。

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式の後、仲間たちと一緒に食事をする。ヒヨコ豆とゴーヤのカレー。インドでは手で食べたなぁとリシケシのシバナンダアシュラムのことを思い出した。もちろんスプーンでいただく。遠いインドの地に思いを馳せながら、仲間たちと互いの近況を語り合う。
心療内科でのヨーガ療法を行っている人、地域のサロンで高齢者にヨーガを指導している人、行政とタイアップして地域住民の健康増進に力を注いでいる人。こころの病につらい日々をおくっている人たちや、がんなどの病に苦しんでいる人たち、体が思うように動かない高齢者など、様々な疾患と闘っている人たちに少しでもこころ穏やかな日々を過ごしていただけるためにヨーガの智慧をお伝えし、少しでも体の機能を取り戻していただくためにアイソメトリック・ヨーガアーサナを指導をする。
私もそうありたいと思う。お金ののためではなく、人の痛みや苦しみにそっと寄り添って生きること、それが私たちヨーガ療法士の使命だと改めて思う。

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翌日の金曜日の夜は来福していた姉と一緒に、アクロスのシンホニーホールで「The Pianist」というコンサートに行った。辻井伸行加古隆、「レ・フレー」の斉藤兄弟という、今最も注目が集まっているピアニスト3組たちの競演。
チケットは即日完売で、ホールはもちろん3階まで満席。演奏が終わるたびに割れるような拍手が鳴りやまない。辻井さんの魂を揺さぶるような音に涙が溢れる。加古さんの優しいピアノタッチに遥かパリへの郷愁に包まれる。斉藤兄弟の楽しさいっぱい、パワーいっぱいのダイナミックな演奏に、体が勝手に動き出す。三人三様の世界に魅了された素晴らしい時間だった。やはり音楽は生で聴くのが最高!!

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 夏が来ないまま、季節は秋に移行しつつある。土曜日、午後のスタジオでの2時間特別レッスンを終えた後、西鉄福岡駅へ向かう途中の公園で足を止める。もうすっかり秋色に染まっている空や風に、「さよなら・・・私の8月」と、お別れを言う。9月にはどんな出会いと感動が待っているのかな?いつもこころのアンテナ全開にして、一歩一歩変わらず歩いていこう。
8月最後・・・いろんな思いを噛みしめながら過ごす宵。

 

★最近観た映画 「めぐり逢わせのお弁当」 リテーシュ・バトラ監督 インド映画

★最近読んだ本 「春の庭」 柴崎 友香 著